出産祝いをこれから贈る方に知っておいていただきたい豆知識をまとめました。
ぜひプレゼント選びと合わせてご覧ください。

出産祝いを贈る時期はいつがいい?

赤ちゃんが生まれてすぐのタイミングにある行事として、生後7日に名前をお披露目する「お七夜」と生後1ヶ月に赤ちゃんの健康を祈る「お宮参り」があります。
一般的にはこの二つの行事の間を目安と考えて、出産祝いを贈るタイミングは生後7日~1ヶ月とされています。
しかし最近では出産後1週間ほど入院している人も増えていることも踏まえて、生後2週間~1か月がベストと言えるでしょう。
ただし退院した直後はお母さんをはじめ、家族みんながバタバタ忙しい時期でもあります。
相手の都合を確認したうえで、出産祝いを贈るようにしましょう。

出産前に贈ることはマナー違反?

「産後は何かと忙しそう…」「お祝いは早めに贈った方がいいかな?」と相手の方に配慮して出産前に贈った方が良いと考える方もいるかもしれません。
しかし出産祝いは赤ちゃんが無事に生まれたことをお祝いするためのもの。
出産祝いは必ず出産後に贈るようにしましょう。

出産祝いの贈り方

最近ではコロナ禍を経たこともあり、直接会うことを控える傾向が高まってきています。
お母さんも赤ちゃんを生んだばかりで、体調も万全とは言えないでしょう。
そこで出産祝いの発送を選択する方が増えてきました。
相手の都合に合わせて受け取りをすることが可能ですし、さまざまなリスクを考えて発送で出産祝いを贈ることも選択肢の一つです。
発送する場合は、事前に相手の方に受け取れる日時を確認しましょう。
里帰り出産のケースもあるので、送り先の住所も合わせて確認しておけば安心です。


親族や特に親しい友人の場合、直接会って出産祝いを贈るケースもありますが、「出産祝いを直接渡したい」という気持ちよりも、お母さんと赤ちゃんの都合を最優先に考えましょう。

タブーな贈り物やメッセージカードの注意点

下記のアイテムは、お祝いに適切なものではありませんので注意が必要です。

・ハンカチ…別れを連想させるため

・鉢植えのお花…「根付く=寝付く」という言葉から縁起が良くないとされるため

・日本茶…弔事の時に配られることが多いため

また、贈り物と同様にメッセージカードにも注意が必要です。
出産祝いの忌語にあたる「流れる」「消える」「薄い」「終わる」「苦しい」などのワードを使わないよう気を付けましょう。
出産後のお母さんは慣れない育児で肉体的にも精神的にも疲れています。
些細なことでナイーブになったり、不安になったりするので、表現には十分に気をつけましょう。